いま、窓の外がすごいことになっている。昨夜の雨で
お隣の庭の八重桜が散ったのだ(お隣の庭とは低いフェンスを隔てただけなので、まるで我が庭のように桜を愛でることができる)。花びらは、あるときは風に乗り、またあるときは洗濯物に付着して、部屋の中に忍んでくる。犬走りも、ベランダも、車も、例外なく花びらの洗礼を受ける。雨上がりの黒い車に貼りついた薄桃色の花びらは、黒猫のあくびを思わせて可愛らしい。ぼんぼりのようにたわわに咲いたこの桜を、実は何度も写真に撮ったのだけれど、やっぱりナンカチガウ・・・
やっぱりサクラはムズカシイネ。