月齢4.6
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今日もこうして暮れゆく海を見ている。
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誰もいない。
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とうにはじけ飛んだとばかり思っていた"とべら"の実の赤が、
まだ密やかに息づいていた。

夏の終わり、詩人が
あばいてしまったさびしい自然の秘密。
暗いところに幸福に住んでいた
ペルシャの絨毯のように赤い種子は、
いま日のもとにさらされ、海風に吹かれて
ゆっくりと乾いていくところ。

南の空にはやや着ぶくれ気味の三日月がかかっていた。
月齢4.6の月。
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by saltyspeedy | 2010-12-10 17:00 | ぐるりのこと
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