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冬の空
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テオ・アンゲロプロス監督が亡くなってしまった。新作の撮影中、事故だそうだ。
アンゲロプロス監督の作品は『霧の中の風景』しか見たことがないのだけれど、記憶の奥深くしまい込まれた冬の曇り空のイメージは、今でも時々浮かび上がってくる。
『旅芸人の記録』『シテール島への船出』『永遠と一日』など、漠然と見たいなあと思いつつ、今まで来てしまった。こんなことばかりではイカン!

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Ταξίδι στα Κύθηρα - Taxidi sta Kythira
『シテール島への船出』(1983)
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by saltyspeedy | 2012-01-25 23:59 | 記憶のドアー
大寒町
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100円ショップに行ったついでに、酔狂にも小雨の海岸へ下りて写真を撮りました。
砂浜にはさすがに人っ子ひとり見当たりません。
心なしか海もいつもより遠く引きこもっているようです。
手がかじかんでうまく設定ボタンが押せませんでした。

朝のニュースで「今日は大寒」と言っていたせいか『大寒町(おおさむまち)』という曲のことを思い出しました。ムーンライダースの鈴木博文さん18歳の頃の作品で、今日のような寒い寒い日にどこか遠い北の町を思いながら聴きたくなる曲です。

風待ミーティング⑮ ~鈴木博文~ 『大寒町』

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久しぶりに色々聴いてしまいました。
やっぱり鈴木博文さんの書く歌詞はいいですね・・・


・・・
こう触れていた 
ぼくよりも大切なきみなのに
わからない

そう 悲しみと
ぼくは 同じくらいの川となり
海へゆく

川の向こうに今、燃えつきた空が落ちる


ボクハナク 〜ムーンライダース
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by saltyspeedy | 2012-01-21 23:25 | 記憶のドアー
Jacob Koller Live@おれんじや
津久井浜のおれんじやにジャズピアニストのJacob Koller(ジェイコブ・コーラー)さんの演奏を聴きに行ってきました。当夜はアントニオ・カルロス・ジョビンのナンバーをはじめ、かっこいいMonk's Dream、ブルースハープとセッション(マスターもベースで参加)したルート66、果ては銀河鉄道999まで飛び出す盛りだくさんなステージでした! ブルースハープとのセッションには車で待っているスピをぜひ参加させたかったなあ。ハーモニカに合わせてそれはそれは見事に遠吠えするんです。(笑)

YouTubeでオリジナル曲ヒダリテを レーブンズクロフトという新型ピアノで演奏しているJacobさんの動画を見つけたので、初めて<埋め込み>に挑戦してみます。



HさんがサインしてもらったCDには「ピアノがんばって」の文字が。
ありがとうございます。
発表会まであと少しだ。ガンバロウ!


次回のおれんじやでのライブはトロンボーンとのデュオだそうです。
(以下おれんじやHPより引用です)

4月22日(木)
ジェイコブ・コーラー
Piano デュオ

1st/19:00~
2nd/20:00~
3rd/21:00~
本場のジャズが津久井で聴ける。
パワフルかつ華麗な、見事なパフォーマンス。
今回は同郷、アメリカのトロンボーン奏者とのデュオです。

ジェイコブ・コーラ/piano
ブライアン・アレン/trombone

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by saltyspeedy | 2010-03-11 23:00 | おでかけ
誇りを傷つけられたときにどうふるまうか?
アカデミー賞の時期になると思いだすことがある。ライフログにも載せている映画"モーターサイクル・ダイアリーズ"(チェ・ゲバラ若き日の南米旅行を描いたロードムービー。ウォルター・サレス監督)の主題曲Al Otro Lado Del Ri´oが、2005年にアカデミー賞のオリジナル主題歌賞をとったときのことだ。ウルグアイ出身で今はスペインを拠点に活動しているJorge Drexler(ホルヘ・ドレクスレル)の曲で、映画のラスト近くのシーンを暗示するようなとても美しい曲だ。スペイン語の歌が歌曲賞を受賞したのは初めてで、しかも大好きなホルヘの曲だなんて単純にうれしかった。
ところが、である。

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    Jorge Drexler

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by saltyspeedy | 2010-03-10 23:57 | よしなしごと
津久井浜おれんじや
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今宵はY氏行きつけの津久井浜おれんじやで、国貞雅子さんのソウルフルな歌声とおいしい食事をお腹いっぱい堪能してきました。

おれんじやは、横須賀は津久井浜という辺鄙な(失礼!)立地ながら、東京や横浜のJAZZシーンで活躍するミュージシャンの出演も多く、良質な音楽を楽しめる穴場的ダイニングバーです。手作りのハンバーグやピザなど料理はどれもおいしく値段もリーズナブル。しかもライブチャージ無料です。お近くの方はぜひ!

おれんじや
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by saltyspeedy | 2009-05-30 23:00 | ぐるりのこと
鳥男と烏女
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2週間位前の土曜日の夜、行き交う車も殆どない雨の三崎街道をAxelaで家に向かっていたときのこと。ゆるいカーブを曲がりきったところで、車道を横切る黒い影のようなものがあった。影はひらりと植え込みを越えて歩道側へ入ると同時に見えなくなったのだけれど、その身のこなしはまるで巨きな黒い鳥のようだったから、ハッとしたけれど不思議と急ブレーキを踏むような危うさをまったく感じなかった。

「いま、なんか黒い影男みたいな鳥男みたいなのが通った」と言うと、助手席のYは「えぇ!?」と驚いた様子で(当たり前)、あれこれ聞いてきた。私は説明しているうちに、どんどん鳥男のような気がしてきた(鳥男というのは、つげ義春の『無能の人』に出てくる鳥師の男のことを勝手にそう呼んでいるのだった。作品の中で鳥男がそこから飛んだ多摩川の水門近くに住んでいたこともあって、旧知の人物のような親近感を感じているのもある。まあ、そういう事情を考慮したとしても、ちょっとオカシナ人と思われても致し方ないかもしれないのだけれど・・・)。

今夜、雨風のうなる音とジョニ・ミッチェルのアルバム「HEJIRA」を聞きながら仕事をしているけれど、ぼんやりしてなんだか全然手につかない。ジャケットをひっくり返して見て納得。なるほどそこには烏女がいたのである。今夜ふと手にとったCDが鳥男の記憶を連れて来たのか、雨の夜がそうさせたのかはわからないのだけれど。
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by saltyspeedy | 2009-05-29 01:00 | 記憶のドアー
Music in the air everywhere
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I can see children smiling
There's music in the air everywhere
There's dancing and singing in the summer sun
With flowers in their hair
They're singing a Sunday song ...

Jamaica song/Booker T. Jones

↑もとはといえばハナレグミのカバーで知った曲です。名曲です。
ちょうどこの写真を取り込んでいるときに、コマーシャルでこの曲が流れてきて…
"summer sun"ではないけれど、なんとなくぴたっと来た(気がした)のです。
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by saltyspeedy | 2009-04-18 23:01 | ぐるりのこと
沈みそうな舟で家を目指そう
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ケーブルテレビでアイルランド映画「once ダブリンの街角で」を観た。主人公の二人、グレン・ハンサード(vo,g)とチェコ出身のSSWマルケタ・イルグロヴァ(p,vo)は、ある日ダブリンの街角で出会い、互いに惹かれていく。出会ったばかりの二人が楽器店のピアノと(本来の穴とは別に)穴のあいたギターで奏でるメロディ「ド・レ・ミ・レ ド・レ・ファ・ミ・・・」は、最初こそたどたどしいのだけれど、しだいに熱を帯びた美しい旋律に変貌していく。

「沈みそうな舟で家を目指そう まだ時間はあるから・・・(FALLING SLOWLY)」と歌うこの楽器店の場面の他にも、アイルランド版歌声酒場?や、束の間のバイク小旅行、レコーディング後の海へのドライブ(灯台が映っていたのを見逃さなかったぞ)など、どの場面もいい。主人公たちが質実な生活者であるからこそ、そのささやかな日常の一コマ一コマに、叙情的なメロディがこの上なく美しく響くのだろう。二人の関係が最後まで不器用でぎこちないところもまたよかった。

見終わった後、なぜかアキ・カウリスマキの映画を思い出してしまった。どちらもそっけないのにあったかいからだろうか。
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by saltyspeedy | 2009-04-01 14:05 | よしなしごと
朝の時間
  鳥威し【とり-おどし】
   農作物に害を与える鳥を、おどかして追い払うために田畑に設けるもの。
   案山子(かかし)、鳴子(なるこ)、空砲の類。    (大辞林より)

早朝の畑に鳥威しの空砲が響く季節。
駅まで送って行く車の窓から斜めに射し込んできた朝日が顔にあたってまぶしい。
帰り途、自然と「終りの季節」を口ずさんでしまう。
「6時起き」ではなくて5時起きなのだけれど。
空気が気持ちいいので、そのまま朝日に誘われるようにして畑の道に散歩に出ると、まだいくらも行かないうちに至近距離で空砲が轟いた。スピは恐れおののき、一目散に家に逃げ帰ろうとする。私はつとめて平静をよそおい、しらぬふりを決め込もうとするが、尻尾が中に入り、次にいつ鳴るかとビクビクしてるのが手にとるようにわかる。
結局うんちはでないまま家に帰り着いてしまった。

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帰ってとりあえずスピの口にバッチフラワーレスキューをたらしこんでから、You Tubeで細野晴臣さんと矢野顕子さんの共演による「終りの季節」「恋は桃色」などをみて、ほとんど泣きそうになってしまう。関連動画を見ると、にわかには信じられないラインナップ。今さらながらにネットってすごいと感動してしまう。

   朝焼けが燃えているので 窓から招き入れると
   笑いながら入りこんで来て 暗い顔を紅く染める
                        細野晴臣「終りの季節」より


そうこうしているうちに気がつくともうHさんを起こす時間じゃないか。
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by saltyspeedy | 2008-10-02 08:22 | ぐるりのこと