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野生のアリシャ
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「!」 何か(獲物?)を見つけた顔。手塚漫画風な表情。

スピとアリシャは対照的だ。たとえば水が飲みたいとき、スピは水入れの前にじっと佇んでこちらを見つめ、新しい(冷たい)水を入れてくれるのを待っているのだが、アリシャは軒先のバケツに溜まった雨水だろうと、何のためらいもなく飲む。スピはマズルが細いので、ほとんど水をこぼさずに飲むが、アリシャはガブガブと食べるように飲むうえ、頬に溜まった水をボタボタたらすので、あたりが水浸しになる(実家にいるときに飼っていたゴールデンのジンジャーがこんな飲み方だった)。食餌もスピより後に与えるにもかかわらず、先に食べ終わってしまう。まあ、スピが箱入り息子すぎる嫌いはあるのだが、アリシャのワイルドさには、新鮮な驚きがあった(今では頼もしく思っている)。

はじめのうちアリシャはソファに人やスピが居ても平気で踏んづけて歩いていたし、ソファからもよく落ちていた。遊びたくて突進して、よくスピに怒られてもいた。しかし、それは今までにそういうことを教えられていなかったというだけのことで、あっという間に覚えた。スペースをとってスピを尊重するようになった。感心なことに、散歩の後の水も、二つ用意してあるにもかかわらず、スピが飲み終えてから飲むようになった。

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「・・・・・」
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「ねえ、このブログ、たしか『SALTY SPEEDY』じゃなかった?」

そうだよ。スピもエライよ。けっこう我慢してるの知ってるよ。
アリシャを受け入れてくれてありがとう。
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by saltyspeedy | 2012-06-25 23:42 | アリシャ
アリシャ、うちの子になりました!
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by saltyspeedy | 2012-06-16 23:57 | アリシャ
アリシャ・7・8日目
土曜日は雨。スピは雨の日の散歩が嫌いで、速攻で排泄をすますと、一目散に帰ろうとする。アリシャはどうだろうか? アリシャは雨だろうと、とにかく外に出たくてしょうがない様子なので、別々に連れて行った。午後、衣笠商店街に用事があったので、2匹を連れて行ってみる。アーケードなので傘をささずにすむのだが、アリシャが匍匐前進(シャコタン?)のように這いつくばって地面のにおいを嗅ぎまくったのには驚いた。これから色々な場所を探検して、経験を積んでいこう。

日曜日は晴れた。お散歩の後、私がパソコンで仕事をしていると、足元にきてゴロンと横になる。しばらくすると立ち上がり、場所を変えて再びドサッと横になる。
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スピはソファー専門で床に寝ることはほとんどないので、はじめのうちは、いきなりドサッとかゴトンとか音がして驚いたが、だんだん慣れて来た。アリシャは音に敏感で、パソコンが喋ったりすると、あちこちキョロキョロと声や音の主を探しまわる。男の人の声がしたときは、Yが帰ってきたと思ったのだろう玄関まで探しに行った。
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豆大福のような寝姿。
アリシャはテレビもよく見ている。アニマル・プラネット(動物チャンネル)がかかっていると、時々、野生っぽい目付きになって画面を追っている。スピはテレビには反応しないが、ハーモニカには反応して一緒に歌う(遠吠えする)。以前、ジャパネットの高田社長に(のみ)過剰に反応するゴールデンを見たことがあるが、テレビを見る犬や、歌う犬や……いろいろいるのだなあ。
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by saltyspeedy | 2012-06-09 23:00 | アリシャ
アリシャ・6日目
2匹の距離がだいぶ近づいてきた!
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by saltyspeedy | 2012-06-08 23:09 | アリシャ
アリシャ・5日目
Yが今日まで休みをとっているので、再び2匹をつれてドッグランへ行った。
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トイプードルのアトムとご挨拶。
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カメラのバッテリーを入れ忘れてしまい写真が撮れなかったので、
またしても根岸パパさんのお写真を拝借させていただきました。
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by saltyspeedy | 2012-06-07 21:20 | アリシャ
アリシャ・4日目
アリシャはフィラリア弱陽性のため薬を飲んでいて、陰転するまでは、走らせるなど激しい運動は避けた方がよいとのこと。震災後の放浪中にかかってしまったのか、外飼いで予防されていなかったのかわからないが、薬で新たな感染を防ぎつつ、心臓に寄生している成虫の寿命が尽きて自然消滅するまで、2、3年ほどかかると言われている。もう少し早く陰転した例も聞くが、いずれにしろ気長に付き合っていかなければならない。とは言え、症状も出ていないし、お散歩は普通にできるのだから大丈夫!
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雨上がりの夕方、公園の広場で走らせないよう注意しながらアリシャをロングリードにしてみた。すると、2、3メートルの距離を付かず離れず一緒に歩くことができた! 重ねて驚いたことに、鳥に集中しているときでも、呼べば戻ることができた!!(いまのところ呼び戻しは100%?) 勢い走りそうになっても、呼べばコントロールできる。これはなかなかすごいことだ。保護されるまでどのような生い立ちだったのだろう?

ロングリードで探検していろいろな臭いをかいで満足したのか草の上でごろごろして、雨上がりだったのでドロドロになった。スピはアリシャを挑発するように旋回して、一緒に走りたそうにしていた。早くフィラリアがよくなって思いっきり走らせてあげたいなあ。
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by saltyspeedy | 2012-06-06 18:29 | アリシャ
アリシャ・3日目
今日はスピとアリシャをドッグランに連れて行く。アリシャは、車に乗せるとくるっと半回転してストンと伏せ、おとなしく乗っていられる。シートベルトに固定するのもラク。スピは立ったまま前方を眺めていることが多いので、ぜひとも見習ってほしいものだ。

アリシャはトライアル中でまだ登録ができないので、スピ兄さんがランでストレスを発散している間、お散歩トレーニングに励んだ。
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その後、ボステリさんのセッションを終えたコナオさんにハンドリングの指導をしていただくと、それまでハンティングモードでキョロキョロ好き勝手に歩こうとしていたアリシャが、一歩下がって歩くではないか! 正しいコレクションのタイミング、こちらの意図がちゃんと伝わるように練習していこう。コナオさんありがとうございます!

↑ドッグランで根岸さんが素敵な写真を撮って下さいました。
いつもありがとうございます!
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by saltyspeedy | 2012-06-05 18:29 | アリシャ
アリシャ・2日目
Yがリアシート中央に座り、両脇にスピとアリシャを振り分ける形で乗車して衣笠山へ。アリシャは車内でおとなしく伏せしていられる! 車に乗るのには慣れていたようだ。やはり猟犬だったのだろうか?
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木陰でお散歩トレーニングするが、むしむしと暑いので、少し歩くとハァハァしてベロが横から出てしまう(これはハンティングモードのせいかもしれないが)。マズルはスピより短いのに、舌はずいぶん長いので驚く。「赤信号・青信号ゲーム」の要領で、リードを引っ張ったら止まるようにすると、自らササッと下がって横についておすわりする(その後、調子に乗ってすぐ前に出てしまうが……)。これはSALA(保護団体)にいたときに、ボランティア・トレーナーのNさんから教わっていたようだ。
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しばらく一緒に歩いた後、スピとYは桜の森でロングリード、私とアリシャは展望台方面へお散歩トレーニングを続行。スピとYが来ないので先に進みたい気持ちが弱いのか、ほとんど引っ張らずに歩く。しかし、やはりセッターなので鳥への反応は強く、鳴き声やかすかな羽音に耳をそば立て、視線をキョロキョロ。眼光鋭く、人相(犬相)も野性味を帯び、コワイ顔になっている。
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フィールドへ出て心身ともに満足したのか、帰りは2匹ともリアシートでウトウトしていた。帰りはYも前席に座ったが、まったく問題なかった。馬肉屋さんに寄った数分の間も、車内で2匹おとなしく待っていられた。帰ってからも家の中でフリーで過ごしてみる。適度に疲れているせいか、ソファーや床に寝そべって落ち着いていられた。家に来てまだ2日目とは思えないほどなじんでいる。

夕方の散歩は海へ行き、犬仲間にご挨拶した。意外だったのは、明るくて誰にでもフレンドリーな印象だったアリシャが、人にも犬にもおずおずと挨拶したこと。大型犬が多かったせいかもしれないが、「おとうさん、あたしこわいの!」とYに庇護を求めるようだった。
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ともあれ、2日目にしてこのようにずいぶんとリラックスできるようになった。
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by saltyspeedy | 2012-06-04 11:07 | アリシャ
アリシャ・1日目
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6月3日 日曜日、アリシャが家にやって来た。

いつでも里親募集中で上の写真を見たとき、スピに似ているので驚いた。
サルーキではなく、イングリッシュセッターの女の子なのだけれど。
不思議と気になって問い合わせ、メールをやり取りし、お見合い(スピも一緒に)を経て、本日めでたく2週間のトライアル開始とあいなった。

ここ1、2年の間、保護犬の里親募集に応募したり、里親会に出かけたりもしたが、今まで縁がなかった。アリシャは原発事故後の5月に福島県南相馬市で放浪しているところを保護された被災犬で、元の飼い主さんが見つからなかったため、里親募集となったそうだ。

東京の保護団体の代表Tさんとボランティアのドライバーさんが三浦まで届けに来て下さった。元気いっぱいのアリシャはシッポブンブン、新しい環境にも物怖じせず、とても人懐っこく全身で嬉しさを表してくれた(お見合いに行ったときのこと覚えててくれたかな?)

スピは闖入者にガウった。まあ、これはしごく当たり前の反応なのだ。お見合いのときはアウェーだったから遠慮してたけど、ここはホームだからね。これから少しずつ慣れて、受け入れてくれればいい。まずはお近づきのしるしに散歩。Yとスピと一緒に海へ。最初は嬉しくて引っ張りまくるが、帰り道には少し横について歩けた。これから少しずつ上手に歩けるように一緒に練習していこう。
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散歩の後、部屋でフリーにすると、2匹入り交じっての大運動会となる。私が間に入って座れば、一緒にソファーに伏せていられる瞬間も(奇跡的に)あり。こちらも徐々に慣れてくれるだろう。家事の間、見ていられないときはハウスでおとなしくしていられるので助かる。

昼間おしっこをさせたが、その後、水をたくさん飲んだせいか、夕方の散歩までの間にハウスでおしっこを少しちびってしまった。ケージから出すと、みずから玄関へいそいそと向かい、出てすぐに草むらでジョーッとした。その後(これは油断していた私が悪いのだが)、草むらのにおいを嗅いでいたと思ったら、何かをパクっと咥え、食べてしまった! まわりをよく見たら乾燥した放置うんこが転がっていた(T T)
被災地ではこのようにして生き延びていたのかな?
近所には野良猫も多いので、これからは十分に気をつけねば……

夕ご飯もペロリとたいらげ、さすがに疲れたのかケージの中ですやすやと眠りに落ちたアリシャ。セッターらしい陽気ないい子だ。寝る前にもう一度おしっこをさせねば。
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というわけで、みなさまこれからアリシャをよろしくお願いします。
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by saltyspeedy | 2012-06-03 09:53 | アリシャ
ユージン・スミス写真展へ
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先週の土曜は車で府中へ行ったが、この日は電車でお茶の水へ。
ゼラチン・シルバー・プリントは本当に美しい。
じっと見入っていると、密度が詰んだ結晶世界の中に入り込んだかのような不思議な感覚になる。時に、色々な音が聞こえて来たりもする。

スペインの村の素朴な平パン、カントリー・ドクターの額、スミスの愛娘ワニータ(あの有名な「楽園への歩み」の女の子)の睫毛のなんと雄弁なことだろう。
特殊外科病棟の創外固定の写真は、足首に感覚が甦ってくるような怖さがあった。

フォト・ジャーナリズムは、あるがままの現実を写し出すものと思い込みがちだけれど、写真家の眼差しを写し出すものなのだなあ(あたりまえのことだけれども)。
一見、巧まざる効果のように見えて、緻密に計算されているのだ。
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by saltyspeedy | 2012-06-01 22:26 | おでかけ