<   2010年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧
霧の朝
早朝、家を出ると、霧に包まれてぐるりは真っ白。フォグランプを点けても数十メートル先はほとんど何も見えない。車はライトでわかるけれど、いきなり現れる歩行者には特に注意しないと…。でもスゴクおもしろいので、Yさんを駅まで送り届けHさんを起こすまでの間に、スピと海まで行ってきた。
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    ふだんカメラを向けることもない電柱とゴミステーションもこんなに趣深い。
    やっぱりスゴクおもしろい。

今日は写真がいっぱいなので、続きはこちらへ。
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by saltyspeedy | 2010-02-25 23:30 | ぐるりのこと
対話
やわらかい色の夕暮れでした。
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ほしてあるね、わかめ。 __ああ、ほしてあるね、わかめ。

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ひかっているね、うみ。 __ああ、ひかっているね、うみ。

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ここでまってるよ、ぼく。 __ああ、いつもまってくれてるよね。ありがと。

さあ、かえろう。
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by saltyspeedy | 2010-02-19 22:00 | ぐるりのこと
2月の桜
今朝起きると雪が降っていました。すぐに止んでしまいましたが、さすがに寒いです。
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日曜日の夕方、さくらまつりの会場まで歩きました。
冬枯れの池にそこだけピンク色がポッと点っています。

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     線路沿いの並木ではメジロが遊んでいました。
     …いえ、写ってないですよ(^へ^;)

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     桜の木の下には菜の花の黄色が揺れていました。


去年のさくら(河津桜)は↓に。
2009/2/15 さくらまつり
2009/2/21 暮れなずむ
よろしければぐるりの桜も、タグ「桜」からどうぞ。
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by saltyspeedy | 2010-02-18 11:53 | ぐるりのこと
「The Collection II」展
先週末、gallery bauhausで開催中の 「The Collection II」展へ行ってきました。今回は久しぶりにHさんも一緒です。ギャラリーには18人の写真家による80点近い作品がところせましと展示されていて、ひとりの写真家の展覧会とはまた違った雰囲気でした。会期ごとに洒落た動物のオブジェがかわるがわる出迎えてくれる入口のディスプレイを、今回うっかり撮り忘れてしまったので(飛べない鳥のキウイちゃん!とっても愛らしかったのに…)、展覧会の案内ハガキ(©Neal Casal)を撮った手前味噌な写真にて失礼いたします。
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入ってすぐ廣見恵子さんのパリの写真。黒が艶っぽくてステキです。その奥の白と黒のチョウテンガン(出目金?)はHさんのお気に入り。遠慮なく繰り出されるHさんの素朴な質問にしどもどしているうちに、待ち合わせていたBunさん登場。地下展示室へとすすみます。

荒涼としたケルトの風景もブライトンの群像も、ハスキー犬のいる海辺もプラハの街並みも、見たことのある写真も初めて見る写真も、しっとりとひそやかに息づいていて、モノクローム・プリントっていいなーと、あらためて思いました。Hさんは飛行機の写真が気に入ったようでした。
そしていよいよ、今回はじめて実物を見ることになる横谷宣さんの写真と対面です。

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by saltyspeedy | 2010-02-13 23:28 | おでかけ
モノスゴク
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風が吹き荒れていた。それでも「北風と太陽」の旅人のようにひたすら堪えつつスピを走らせ、写真を撮っていた。そのうち風にあたりすぎて頭が痛くなってきたので引きあげようとすると、帰りはもろに向かい風。休む間もなくビシビシと打ちつけてくる砂飛礫があまりに痛く、まったく目も開けられず、帰りたいのに帰れない。仕方ないので、風を背にして時計回りにぐるーっと遠回りして帰ることにする。全身ジャリジャリ。顔もしょっぱい。これから帰って、風呂そうじして、ごはんの支度かー。そう思うと、実際の地理的距離に心理的距離が乗算されて、なんだかモノスゴク果てしない気がしてきた。
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by saltyspeedy | 2010-02-09 20:39 | ぐるりのこと
見はるかす
歩いていると汗ばむほどの陽気だった。久方ぶりに岩場を漁港方面へ。去年の台風でコンクリ部分が崩れ、所々通行できなくなっていた遊歩道の改修工事がようやく終わったらしい。
高いところが好きなスピは喜々として岩山を駆けのぼり、丸テーブルに跳び乗ってぐるりを見はるかし、風の匂いを嗅いでいた。
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     心なしか今日のスピは眉毛もピンと凛々しいみたい・・・
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     「そうかな・・・?」
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by saltyspeedy | 2010-02-08 10:44 | ぐるりのこと
探し物
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あてにしていた商店が休みで、じゃあとりあえずここか?というスーパーにもなく、あとはどこへ行ったがいいかわからぬままに徒にガソリンを消費して排ガスをまき散らすのも憚られるので、M市最後の砦である100円ショップに来てしまった。で、100円ショップにはあった。しかも無意味に迷ってしまうほどに種類も豊富。大型100円ショップの品揃えの豊富さに今さらながら驚く。探していた品は「なわとび」と「靴べら」。別にこれといって特別な品物ではありません。写真は100円ショップ前の海。
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by saltyspeedy | 2010-02-03 17:17 | ぐるりのこと
コピ・ルアック
それは、おいしいコーヒーを淹れるおまじない。ドリッパーにフィルタをセットしコーヒーの粉をこんもりと盛ったら、まん中に指でそっと凹みをつけながらおごそかに唱える。「コピ・ルアック」。
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今までに飲んだコーヒーの中で一番おいしかったのは、セツ先生のコーヒーかもしれない。18の頃通っていたセツ・モードセミナーの休憩時間に、100円で飲めるコーヒー(カフェ・オ・レも)のサービスがあった。デッサンをしていて階下からコーヒーのいい匂いがしてくると、じきに休憩時間となる。周囲から聞こえてくるのは、さらさらと鉛筆をはしらせる音だけ。コーヒーの気配を感じながらあと1、2ポーズを描くこの時間が好きだった。コーヒーは、ふだんはほかの先生が淹れてくれるのだけれど、セツ先生が淹れてくれることもあった。黒板には「下品な缶ジュースはセツに持ち込まないで下さい セツ」の文字。コーヒーが苦手な向きにはちゃんとお茶も用意されていた。お茶は無料だった。

白い小ぶりなカップに入ったコーヒーを、中庭(空中庭園?)に持っていって飲んだり、お弁当を食べたり、他愛ないお喋りに夢中になっていてふと気づくと、隣りでセツ先生が聞いていたり…。建物全体がコーヒーの香に包まれるあの時間もまたセツの魅力だったんだな、となつかしく思う。なるほど黒板の文字には説得力があった(おかげで今でも缶コーヒーは苦手だ)。「若い頃に戻りたい」と思うことは特にないけれど、もう一度セツ時代に戻って、あの場所であのコーヒーを飲みながら絵を描きたいな〜とは思ったりする。セツ先生、あの稀有な人はもういないけれど、新宿区舟町にある学校の佇まいは、黒板の貼り紙もそのままに今もちっとも変わっていないみたいだ。

本物のコピ・ルアックはジャコウネコの糞から採取される未消化のコーヒー豆で、独特の芳香を持つ稀少品。ゆえに(その是非はともかくとして)世界一高価なコーヒーだという。本物のコピ・ルアックなんて、勿論飲んだことはない。おまじないは、映画『かもめ食堂』のシーンを真似て唱えているうちになんとなくくせになってしまった。

それにしても、自分で淹れるコーヒーよりも誰かに淹れてもらうコーヒーの方がおいしく感じられるのはなぜなのだろう。いつもと同じコーヒーでも、家人が淹れてくれた方が自分で淹れるよりも断然おいしい。けだし家人はその逆のことを言う。気持ちの問題かしらね?
そんなことを思いながら、今日もまたコーヒーを淹れている。
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by saltyspeedy | 2010-02-01 00:38 | 記憶のドアー