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2004年8月29日の新聞
5年前の今日、朝日新聞の投稿欄『声』に原稿が掲載された。まだこちらに引っ越してくる前、実家の2階に間借りしていた頃のことだ。新聞に投稿したのは後にも先にもこの一回だけだから、よほど興奮していたのだなと(今となっては)少々恥ずかしい。当時、新聞の『声』(読者のお便り)欄を愛読しており、ちょうど募集テーマが「海で」だったので勢いで投稿してしまったのだけれど、その頃ブログをやっていたならばわざわざ投稿することはなかっただろう。メールで投稿できたのも気楽だったのかもしれない。
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※おつきあい下さるという奇特なお方、画像をクリックすると拡大表示されます。

どうも重箱の隅をつつくように(?)新聞を読み漁る時期とまったく読めない時期とが周期的にやってくるようで、引っ越して来てこのかた、まったく読めない冬の時代が到来しているため現在は新聞を取っていない(いざとなればWebで読めるし、節約のためというのもある)。しかしながらいくらデジタル化が進んでも、新聞紙の手触り・質感、におい、新聞明朝体とインクの染み加減には替え難いものがある。グッと来るものがある。そろそろまた新聞との蜜月時代が到来するのかしら…?
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by saltyspeedy | 2009-08-29 03:26 | 記憶のドアー
夕富士と虫の声
伊豆半島と富士山のシルエットが見えていた。絶好のダイヤモンド日和だろうなあ。でも今日はポイントへ行く時間がない。それに今日はまたかなり凹むこともあった。それでもかろうじてお気に入りの富士見ポイントへ辿り着けたからよかった。
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来るときはオーシツクツクだったのが、帰り道にはもうリーリーという虫の声だ。
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by saltyspeedy | 2009-08-27 13:25 | ぐるりのこと
夏の果て
夕刻、いつもの浜へ散歩に行くと、よく晴れているのにまたしても低い雲が夕日の行く手を阻んでいた。めっきりデイ・キャンパーの少なくなった浜に、往く夏を惜しむようにバーベキューをしている人たちがふた組。夏休みが始まったばかりの頃に較べると、子供たちのはしゃぐ声も心なしかトーンダウンして聞こえる。水上バイクがやけくそのように湾内を行ったり来たりしている。方向転換するときに海面が大きくめくれ、白波が立つ。その波紋がゆっくりと静かな入江に寄せてくるのを見るともなしに見ている。

    ひとり
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ふたり?
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    ひとりといっぴき
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    夏の果てにて。
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by saltyspeedy | 2009-08-26 22:07 | ぐるりのこと
小説の中の料理
長嶋有さんの小説『パラレル』の主人公は、会社を辞め離婚した「僕」なのだけれど、その「僕」の部屋に、別居中の妻が毎日のようにやって来るというくだりがある。「僕」は普段から料理なんかするような男ではないのだけれど、ある夜、やってきた妻に「焼き豚の煮込み」をふるまう。「豚のブロック肉の表面をこんがり焼いて、ひたひたの水と固形のブイヨンを5個いれて、ひたすら煮込むだけ」というこの料理は、以前、二人が結婚式をあげた質素な教会のクリスマス会で供されたものだった。とはいっても、クリスマス会には二人の仲が険悪になってから「僕」が一人で出向いたので、妻はその作り方どころか教会で出された料理だということすら知らない。「僕」もその事を妻に言わない。その料理を、妻は「うまい、おいしい」を連発しつつ食べる…
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そのあまりに簡単な作り方と、おいしいものが微妙な関係の二人にもたらすある種の空気が妙に印象に残っていて、肝心のお話の筋は忘れても、この場面だけはしっかり憶えていた。おいしそうな料理が出てくるお話はたくさんあるし、アップダイクやヘミングウェイの短編には、昼間だろうと何だろうと無性にアルコールドリンクを飲みたくさせてしまう魔力があると思うけれど、『パラレル』の「焼き豚の煮込み」には、実際に行動を起こさせる何かがあった。それは「味付けは固形ブイヨン5個だけ」という意外性というかジャンク性というか、5個という数の持つ通常使用の埒外の爽快感かもしれない。

で肝心の味の方はどうだったかと言うと… 本当においしかったですよ!

覚え書き
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by saltyspeedy | 2009-08-24 23:55 | 日々の糧
続・ダイヤモンドを求めて
きのう今日と津久井浜のお祭りで、わが家の父娘はクレープ屋さんを手伝いに行っていて今日も留守なのだった。夕方買い物に出たら、ちょうど夕日が雲間から顔を覗かせたので、きのうのポイントへ寄ってみる。
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きのうはちょっと行き過ぎてしまい右肩に逸れたから、今日はここでちょうどいいはず。
…なのだけれど、いかんせん雲が…
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そのまま雲の稜線に沈んでしまった。
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このあたりも犬の散歩コースになっているらしく、歩いているといろんな犬とすれ違う。そうしてうらうらうろうろしているうちに、雲がまたすばらしく焼けてきた。
※クリック拡大してご覧下さい。
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こちらは横浜からオートバイでダイヤモンド富士観賞にいらしていたセバスちゃんご夫妻の愛犬ビリー君(5ヶ月のチワワ×パピヨン)。スピのことがちょっとこわいのだけれど、少し離れると強気になって「アン!」と吠えるところが可愛らしい。
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by saltyspeedy | 2009-08-23 23:04 | ぐるりのこと
ダイヤモンドを求めて
今日は家人が留守なので晩ご飯の支度なんかしない。心おきなく夕刻を過ごすぞ!と勇んで車を走らせたはいいけれど、はて、今日のダイヤモンド富士ポイントはどこだったかな?? 海岸沿いを適当に走っていれば、どこかにきっと人が集っているだろう…いるはず…なんだけどな?…いないね。こりゃ通り過ぎちゃったかな??…でも、ここもよさそうな場所だからまあいいか。グロリアのお尻もジーナ・ローランズみたいでカッコイイし。
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この後、いつもの海岸に移動し散歩していたら、みるみるうちに見事な夕映えに。
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こうなると、何だか「青い鳥」の気分だ。
ふさぎがちな気分もこんなふうに晴れてくれるといいのだけど…ね。
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by saltyspeedy | 2009-08-22 22:58 | ぐるりのこと
精霊流しと夕富士
今日の夕方、いつもの浜の入口で精霊流しが行われていました。浜近くのお寺の檀家さんたちが見守る中、火がともされた小さな灯籠が小舟から海へ次々と送り出されます。今日の海は穏やかで潮の加減もいいようで、灯籠はするすると順調に滑りだして行く様子。スピと私もいっとき歩を休めて、少し離れたところからしばし見学。静かに、一心に、沖をめざして遠のいて行くたくさんの小さな灯りたちを見ていると、迎え火も送り火も焚いていない私にも何かしら胸に迫るものがあって、いなくなった人たちや犬たちへの様々な思いが駆けめぐったことでした。
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今日は久方ぶりに夕日も富士山もくっきりと見え、しばらく見ない間にすっかり夏のダイヤモンド富士の季節が到来していたのだな、と気づくありさま(おそらく8月20日あたりでしょう)。
ブログを始めてから2年と数ヶ月、今日でやっと「海」のタグが100になりました。ということは海の写真が少なくとも百景あるということです。
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by saltyspeedy | 2009-08-16 23:57 | ぐるりのこと
ダァリヤは見ていた
朝の散歩にて。
ダリアの花のことを「ダァリヤ」と呼びたくなってしまうのは、"Dahlia"という綴りのせいもあるのだけれど、なんと言っても宮沢賢治の『まなづるとダァリヤ』によるところが大きい。梨木香歩さんの『家守綺譚』の「ダァリヤ」のエピソードにも「…低く巡らしたマサキの生け垣の向こうから、燃えるような暗い赤の花が此方をのぞくように咲いていて、何やら穏やかならぬ心もちがした」という名文がある。なるほどダァリヤという花は、生け垣や塀の上にひょいと首をのぞかせて外を眺めるように咲いているのだ。
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うっかり舗道を歩いていたクワガタムシに鼻を近づけたスピが鋏まれそうになったり、
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こんなものを写したりしていたのを、
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ダァリヤは見ていたかもしれないな。
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by saltyspeedy | 2009-08-04 21:07 | ぐるりのこと
百年の恋
再会してしまいました。
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いとしの君と(ふたりとも♂なんですけれどね…)。
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他の犬には目もくれず、ひたすらひとすじに猛烈アプローチ。
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もまんざらでない様子。なかなかいい雰囲気ではないか。
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「暑いヨ…」「暑いともサ」
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by saltyspeedy | 2009-08-01 23:19 | speedy