カテゴリ:リハビリ( 4 )
次の段階へ
週5日、リハビリに通院しています。病院まで国道を行くと、車で約20分。
平日はめったにないけど、春や夏の最盛期に渋滞したら1時間半とかかかることもある。
ちょっと混んでるかナ?時間に間に合わないかも? というある日、カンで農道に入ったら、これが大当たり!(ドツボにはまることも多いというのに、よくやるなあ…と自分でも思う)
いい道みつけた。それからというもの、毎日通ることにした。
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冬枯れの景色の中、目にもさやかに映るみどりは、大根葉にきゃべつ、小松菜などなど。
その向こうには風車。きょうは水平線が霞んでいる。
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近くに火葬場があるらしく、金ぴかの霊柩車(なんと車体まで金色)とすれ違った。運転中だったので写真はない。12分で病院についたものの、結局、駐車スペースを探して場内をウロウロさまよってしまった(さいさきいいのかわるいのか…)。

実はこの日は2週間おきの診察日。レントゲンを撮り、骨の上がりはどうかなーと、おそるおそる診察室に入ると、先生が「やったね!」とおっしゃる。
「今日から部分荷重を始めましょう。まずは体重の1/6から」
ぼーっとして、にわかには信じられなかったです。当初の話では、骨の再生はかなり厳しそうでしたから(統計上は壊死の確率が80%とのことでした)。それでも、よい兆候として骨に血流がみられ始めてからは、自分の持っている治癒力にまかせて(他にできることもないので)、よくなることだけをイメージしています。
おかげさまで、またひとつ次の段階に進むことができました。とは言っても、4ヶ月も足をついていなかったのだし、レントゲン上は大丈夫そうでも、骨が脆いとつぶれてきてしまうこともあるらしく、やっぱり慎重にしなければなりません。体重の1/6をかける、といっても、器具を使ってかかる重さを厳密に管理するわけではなく、体重計に片足を乗せて1/6の重さになったときの感覚を身体で覚え、それ以外の重さを松葉杖に逃がすという方法で行います。実際には、つま先をちょんとつくくらいの感じですが、これがなかなかこわいのです(何かあっても連休で病院休みだし。救急で行くのもヤだし)。慎重に慎重に。
来週またレントゲンを撮って、骨に変化があるか調べます。

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    「おかーさん、よちよちあるきね。おかげさまで、ぼくのキズはもうよくなったよ」
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by saltyspeedy | 2008-01-12 07:31 | リハビリ
退院決定
突然ですが、明日(午後のリハビリを終えた後)、退院することになりました。
装具にも慣れ、松葉杖1本でも歩けるようになってきたので、OKが出ました。3ヶ月以上も、入院してたんだなあ...。入院したときはまだ夏だったのに、もう年の暮れですものねー。
ここにいらして下さる皆様にも、ご心配をおかけしましたが、どうにかここまで回復することができました。コメント欄でいただいた励まし、とても嬉しかったです。本当にありがとうございました!
とはいっても、今後しばらくは装具をつけ、松葉杖をつき、毎日リハビリに通うのです。外来で定期的にレントゲンを撮って様子をみながら、徐々に荷重をかけていくことになるのでしょう。なかなか無罪放免とはいってくれません。実際には、これからの毎日のほうがタイヘンです。まあ地道にやっていきましょう...。

さて、気になるリハビリのその後、なのですが...。マイナス5度から先が進まないのですね。イタイのも相変わらず。先生は「足をついて体重をかけはじめたら早いんだろうねー。今はこの状態をキープできてれば、よしとしようか」と言ってます。

あ、今から回診だ。終わったらリハビリ行ってきまーす。
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by saltyspeedy | 2007-12-13 13:45 | リハビリ
ここは地獄の1丁目
週の真ん中水曜日。リハビリも佳境に入る水曜日。
よく、ダイエットなんかでぶち当たる壁。それまで順調にするすると体重が減っていたのに、まったく減らなくなる。そんな日が何日も続く。
それと同じことがリハビリにもあるのだった。
今まで目指し、難なくとは言えないまでも、クリアした足首の角度90度。垂直に足を着いたときの角度。これを0度としたときに、私たちの足はさらにマイナス20度ぐらいは曲がる。
これが曲がらなければ、スムースに足を運べないし、坂道だって登れない。
主治医のGOサインはでた。すなわち、「骨はダイジョーブ。どんどん曲げちゃってー」ということだ。
90度から先は未知のゾーンだったから、リハビリの先生も最初は様子を見ながらじわじわ曲げる。
足首、ミシミシいう。
私、耐える。
「かたいねえ。私の手の方がいかれそう」と先生。
先生、私、ふーーーっと一息。
「さて。では、いきますかー」と先生。
まず、縮こまった関節を引っ張って引っ張って伸ばす。
足がぬけるーっと思った瞬間、親指のつけ根付近を中心にマイナス方向の力が加わる。
実は普段の私は、ここで笑い声をあげている。
痛みがある閾値を超えると、思わず笑ってしまうのだった。
「うひゃはははー」
すると、周囲のおじさんたちからは、「楽しそうでいいね」の声があがるが、骨折小学生は、見てはいけないものを見てしまったようにドン引きしていたものだった。
「いま90度ぐらいね」と、先生。
「え、まだ90度なの?」と思った瞬間、先生が腕を入れてぎゅうぎゅう押しだした。
軋む足首。折れる。潰れる。砕ける。
私、「うおおおおおーーーう」
獣のような咆哮が、午後のリハビリ室に轟き渡る。
「すごいね」周囲から歓声?があがる。
それどころじゃないよ。
私、息を整える。
先生、「お、これは、いきそうだよ。5度、いや3度ぐらいいったかな?」
私、「さ、さんどですか?」
さんしちにじゅういち.....これの7倍目指すってこと?
と気が遠くなりかけたそのとき、再びめりめりきた。
「んがーーーー」
「だーーーーあ」
「おーれーまーすうー」
「うううう、もうだめ」
ばったり。
先生、「あ、こわれちゃった」
私、「...人格が崩壊しました。砕けた距骨みたいに。拾い集めてくっつけます」
先生、「いいでしょう」
パッヘルベルのカノンが低く流れるリハ室で、装具をつけながら、人格の欠片を拾い集めながら、私は心の中で口ずさむ。
「ここは地獄の一丁目〜」

つづく
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by saltyspeedy | 2007-12-05 22:01 | リハビリ
足首の角度
術後のリハビリは、痛い注射とともに始まりました。
固定が長かったので、足首の血行が悪くなり、血栓ができたりすることがあるのだそうです。
リハビリを始めて足首を動かしはじめると、血栓は血管を通って移動し、脳血栓や肺塞栓をおこす可能性があるため(いわゆるエコノミークラス症候群というのと同じこと)、血栓溶解剤(ヘパリン)を予防的に注射することになりました。一日2回。これが痛いのなんのって。

足をついて歩いていないと、足の裏側の腱が縮んでひっぱられ、足先は下を向いてしまいます。下を向いた状態(爪先立ちのような状態)の足を、足の裏をぺったりとついて立ったときの90度の状態まで曲がるようにしなければ、装具をつけたときにかかとが浮いて具合が悪いことになります。歩を進めるためには、さらに曲げなければなりませんが、まずはこの90度を目指すことになりました。

リハビリの先生が慎重に足裏を押して足首を曲げます。想像したほど痛みはありません。
さらに曲げていきますが足首は拍子抜けするほど痛くなく、あれ、もしかしかして楽勝?と思った矢先、土踏まずの親指側の筋?がビキーーーーーン!と痛み、ビリビリしびれ、予想に違わぬ悶絶タイムがやってまいりました。
ふーーーーー

このごろは90度近い角度まで曲がるようになり、悶絶タイムは日に日に減ってはきています。
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by saltyspeedy | 2007-11-19 13:41 | リハビリ