海南神社の酉の市
Hさんが学校から帰るのを待って海南神社の酉の市へ行く。去年は11月に横須賀若松町の諏訪神社へ行ったのだけれど、今年は都合がつかず行けなかった。三崎の下町に行くのも久しぶりだ。車を走らせていると、リハビリに通っていた頃のことを思い出す。三崎港の駐車場に停めて、昔ながらの店構えそのままの船具店や酒店、写真館などが並ぶ路地を、出店を覗きつつ歩く。鳥居をくぐると、ほぼ葉を落としきった大公孫樹が、夕闇の空にむかって黒々と枝を伸ばしていた。そこだけひときわ闇が深い。
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去年に引き続き、Hさんがちりめんの招き猫のついた福飾りを選んだ。ここは三浦七福神のひとつである「筌龍弁財天」を祀っている。治承4年(1180)、源頼朝の挙兵に応じた和田義盛が衣笠城を落ち、海路房州に逃れようとした折、大暴風雨に遭い流されて兵糧つき龍神に祈った処が「筌」という竹製の漁具が流れ来り、これを用いて魚をとり飢えをしのいだという事から、建久三年(1192)、鎌倉幕府が成立するや、領地であるこの地に「筌」を祀り、弁財天堂としたという縁起がある。大漁満足、財宝如意、容色端正、弁智増上、芸能上達等の希望を叶えてくださるありがたい女神さま。あやかりたいものです。
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海南神社の酉の市の雰囲気は鳩ヶ谷のおかめ市とよく似ている。こぢんまりと地域に寄り添っているところや、各地をまわってきた熊手屋さんが「最後だからおまけしちゃう」と言うところなんかも。帰りにHさんはチョコバナナ、私はお腹にクリームの入った鯛焼きを出店で買い、スピと分け合って食べた。
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by saltyspeedy | 2009-12-15 21:25 | ぐるりのこと
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