急性胃腸炎(Eセター・アリシャ)
a0102794_812041.jpg
ゴールデンウィーク後半の5月4日(我が家はゴールデンウィークといっても普段通りの生活で関係ないのですが)、急にアリシャの具合が悪くなりました。朝方の嘔吐と食欲不振から始まり、午後には吐いた物に血や粘膜が混じるようになり、夕方には血便の下痢……。特に思い当たる原因もなく、心配な日々を過ごしていましたが、現在は回復しつつあります。以下に経過を備忘録として記します。



5月3日(金)
アリシャが夕ご飯を食べようとしなかった。こんなことは初めて。コマンドを勘違いしているのか?隣で食べているスピに遠慮してるのか?場所を移してあげると、そろりそろりと食べ始めた。いつもの2倍くらいの時間をかけて完食。


5月4日(土)
朝5時前、アリシャが吐く気配で目が覚めた。茶色がかった液状の吐物。やはり昨日からなんとなくお腹の調子が悪かったのだ。その後、6時にもう一度吐く。朝ご飯の時、一応お皿にフードを入れて呼んでみたが、困ったような顔をしてやって来ず、そのままソファーに伏せてしまった。スピは元気で、アリシャのフードまで食べるような勢いなので慌てて皿を下げる。

Yさんを迎えに行きがてら、車でHさんを部活に送って行く。スピ&アリも行きたそうにしたので一緒に乗せて行ったら、学校の体育館の前あたりでアリシャが吐いてしまう。帰ってきたYさんと相談し、散歩して便の様子などを見がてら病院へ行くことにしたのだが、散歩中はいつも通り元気で、便もややゆるい程度。草を食べたがるので食べさせた。もう少し家で様子を見ても大丈夫かな?と一旦帰宅する。

家に帰ると、やはりなんとなく元気が無い。いつもなら散歩から帰った途端、窓際に直行して野良猫を監視するのに、ソファーにゴロリと横たわり、Yさんが何か食べていても寝そべったまま。やはり午前中のうちに病院へ連れて行くことに。

病院で、聴診、触診、超音波検査。捻転や閉塞はなさそう。異物の誤食などの原因が特に思い当たらないため、この時期多いという胃腸炎、膵炎を疑って治療するとのこと。とりあえず、皮下注射で輸液と胃腸の動きをよくする薬を入れる。太い注射で6本もぐいぐいと液を入れるため、右肩が瘤のようにぽっこり膨らんだ。さわるとぷかぷかして水風船のよう。皮下の空洞に注射し、血管などからじわじわ吸収させるのだそう。これだけ入れても半日分だとか。「水を飲んでも吐いてしまうことが2回あったら、入院のつもりで夜また来て下さい」とのこと。今、膵炎で入院中の子がいるとのこと。その子は黄疸が出ていて厳しい状況だとか。
医療費 ¥3150円(内訳:診察料¥500、皮下注射¥1500、皮下補液¥1000、税¥150)

午後、私が買い物から戻ると、草と血(粘膜?)の混ざった胃液が吐いてあった。金属のような臭いがする。今まで寝ていたのだが、Yさんがトイレに入っている間に吐いたようだ。夕方18時半過ぎにトイレに出すと、血便の下痢だった。ひどい悪臭がする。家に入ると嘔吐。胃液に血と粘膜が混じったようなもの。再び受診することに。(追記。金属臭=鉄臭は血液に含まれるヘム鉄の臭い。出血しているため)

腸炎(膵炎)治療に有効なステロイド注射には、嘔吐を止める効果はない(むしろ逆効果かも?)血便が出ているので炎症を抑えるための(粘膜を排出するための?)治療。または入院して24時間点滴による輸液治療をするか。見極めは難しい。明日は休診なので、ステロイドで効果がない場合、早めに輸液をはじめた方がよかったということもあるかもしれない。悩んだ結果、具合が悪いのに不安そうに体を小さく丸めて隠れようとしているアリシャが不憫で、一刻も早く家に連れ帰って安心させてやりたい気持ちが勝り、ステロイド注射をしてもらい、帰宅することにする。
医療費 ¥2625円(内訳:糞便検査¥500、皮下注射¥2000、税¥125)

帰宅後20時半頃、水を少し飲んだが、吐かなかった。
それからはYさんと眠っていたが、0時半頃、水をがぶがぶ飲んだかと思うと、吐いてしまった。水分、胃液、血が少し混じっていた。吐いた物を掃除している私の方を、アリシャもスピも心配そうにじっと見ている。その後、電気を消してソファに横になったらスピとアリもソファに来て眠った。スピは、アリシャが吐くそぶりをみせるとガバッと飛び起きて、じっと様子を見ている。怒ったように一声吠え、なにやってんだ!やめろ!とばかりにコレクションを入れようともするので、制する。アリシャは具合が悪いんだよ。

3時頃、再びアリシャの吐く気配で目覚める。水を飲んで吐いたかどうかは不明。水分、胃液、血少し。半分眠ったような状態で片付ける。その後、水を少し飲んでいたが、その後は吐かなかった。再び眠る。


5月5日(日) 今日は病院は休み
朝の散歩でおしっことうんち。散歩は引っ張って元気に行く。狩猟モードでアドレナリンが出ているのだろう。便は少量、下痢であるが昨日ほど血液っぽくはない。ステロイドが効いたのか。相変わらず臭いはきつい。たいして水を飲んでいないのにおしっこはいつも通りの量が出る。近所を一周して帰ると、水を飲んだ。いつものようなガブ飲みではなく、ゆっくり飲む。吐かなかった。その後、12時頃にも飲んだが、吐かなかった。窓際で外を見たりソファで寝たりしている様子は昨日よりは元気そうに見える。このまま吐き気が収まってくれればいいな…と思っていると、14時頃嘔吐してしまう。黄土色っぽい。吐いた後、水を飲む。その後は吐かない。

18時半、散歩でおしっこ、うんち。便はタール便(のりの佃煮のようでもある)。出血しているのでこのような便が出る。出す物がないのに便意だけあるのか、しばらくしゃがんでいた。

今日の様子を病院の留守電に入れると、折り返し電話が来る。昨日よりは嘔吐もおちつき元気も出て来たようだと言うと、「ステロイドが効いてお腹の痛みがとれたのかな。明日、もう一度ステロイドを打ってみましょうか」とのこと。このままおちついてくれるといいな、と思っていると、20時半頃、起きて来て床に嘔吐してしまう。昼間と同じ黄土色っぽいもの。吐いた後、水を飲む。その後は吐かない(現在22時半)。

なかなか吐き気が収まってくれず心配。もうしわけないような、自分がどうしちゃったのかわからないような不安げな表情のアリシャが不憫だ。スピはアリシャが吐いていると、怒ったようなしぐさをする。いつもと違う強い臭いが気に入らない、というか不安なのだろう。今朝は、夕べアリシャが吐いたあたりの床に、長々と朝一番のおしっこをした! アリシャが吐いたり水を飲んだりするたびに、跳び起きて不安そうに見ている。スピも何かを感じているようだ。

明日朝、受診したときには、入院して吐き気止めを入れた輸液をしてもらったほうがいいのか、その辺りも相談してみよう。


5月6日(月)
明け方4時半、またアリシャが吐いてしまった。私が起き出すと、一緒にスピも起きる。吐いた後、水を飲んだ。その後は吐かない。

朝の散歩でおしっことうんち。うんちは相変わらずのりの佃煮状。朝一番で受診する。体重13.3kgに減っていた。血液検査の結果は、別段異常は見受けられない。とりあえず一安心。入院して点滴治療するか、もう一度皮下点滴でステロイド注射をするか。もう一度注射して経過を見て、今日この後まだ嘔吐が続くようなら入院することになる。土曜日と今日、病院で会ったビーグルも、金曜の朝から下痢と嘔吐が続いているそうで、今日入院になった。症状はアリシャと同じだが一日長い。
医療費 ¥9975円(内訳:診察料¥500、血液検査(生化学初回スクリーニング)¥4000、血球計算(CBC)¥2000、皮下注射¥1500、皮下補液¥1000、税¥475)

病院を出たところで、バスで帰って来たYさんと会う。帰宅後がぶがぶと水を飲んだ。15時現在、嘔吐はない。窓際に伏せて外を見ている。このまま治まってくれるといいのだけれど。


5月7日(火) 絶食4日目
昨夜は嘔吐しなかった。これで24時間以上嘔吐なし。昨日の夜は、少し食べ物にも興味を示した。
水をたくさん飲んだせいか、朝の散歩に間に合わず、洗面所の足ふきマットの上におしっこをしてしまう。ソファーのアリシャの寝ていたあたりもぬれていた。おもらししてしまったみたいだ。

朝一番で受診。今日も肩にステロイドの皮下注射と補液。吐き気は治まったものの、ごはんはまだ食べさせてはいけない。明日もう一度注射してから、とのこと。お散歩は本人(犬)がしたがるならした方が胃腸にいいというので、いつも通り行く。
医療費 ¥3675円(内訳:診察料¥500、皮下注射¥2000、皮下補液¥1000、税¥175)

夕方の散歩で海へ。久しぶりに会う犬仲間に挨拶した。時々草を食べようとするがやめさせる。一度だけ駐車場の野良猫に反応したものの、その後は声をかけると無視して通り過ぎることができた。帰って来て、スピにごはんを用意していると、いつもごはんをもらうときの定位置に来て伏せて待っている。絶食して4日が経ち、お腹がすいているだろうに、あげられないので不憫だ。人間の食事中も、痩せた体でおすわりしてアピールしたりして「かわいそうなぞう」みたいで見ていられない。


5月8日(水)
嘔吐はなし。スピの朝ごはんを用意していると、いつもごはんをもらうときの定位置に来て伏せて待っている。だが、まだあげられない。食欲が戻って来て嬉しい反面、その様子が不憫である。肋骨がゴツゴツ手に触れるほど痩せてしまった姿が痛々しい。

うんちはあいかわらずのりの佃煮状。
朝一番で受診。体重は12.7kg。2kgも減ってしまった。今日も肩にステロイドの皮下注射と補液。食餌は病院から出た療法食(缶詰)を、まずは大さじ1杯から始め、戻さないようなら、夕方は大さじ3杯与える。お散歩をして帰宅後、さっそく与えてみると、一息に「こっ」と吸い込んだ。「ぺろり」よりさらに瞬時に完食。これでこそアリシャだ!とうれしくなる。

病院で診察を終えて会計を待っているとご近所のダックス君が来院。昨日一日ごはんを食べず、吐いているという。アリシャと同じ症状なので驚く。いったい何が原因なのだろう?
医療費 ¥4085円(内訳:診察料¥500、皮下注射¥2000、皮下補液¥1000、療法食缶詰(a/d缶)¥390、税¥195)

嘔吐が止まったので、夕方は缶詰を大さじ3杯にする。早く普通の量が食べられるといいね。
[PR]
by saltyspeedy | 2013-05-08 20:33 | アリシャ
<< アリシャ完全復活 cloudy >>